次の日も那桜の家に行った。
今日も会えるかも。

あっ!玄関の前にいた。何してるんだ??

美『あっ!』

落ち着け、俺!
春「ども。」

美『おはようございます。』

ふんわりとした白いワンピース姿。
似合いすぎでしょ!

春『おはよう。その服...似合うね。可愛い。』

俺、どうしたんだ?!緊張し過ぎて、自分で何を言ってるかわかんねー。

美「あ、ありがとうございます。藤堂先輩も、
 今日もかっこいいですね。」

かっこいい!?
正直、言われ慣れてるけど、なんか...照れる///

春『あ、ありがとう。』

『美桜、ごめーん。お待たせ。あっ!藤堂先
輩?』

えっ?誰??

美「隼!藤堂先輩は、お兄ちゃんのお友達なの。
 藤堂先輩、ごゆっくり。隼行こう!」

隼って誰だ?
またもライバルが現れた感じか??まじかー。

那『春瑠!何してんだ?』

春「あー今、美桜ちゃんに会って。」

那『そっかそっか!あいつ、今日デートみたい
 だから。』

春「デート??」

那『隼と一緒だったろ?隼は、あいつの幼馴染な
 んだよ。』

春「へー!」

勝ち目なしかぁ。ショックだなぁ。

でも、友達として仲良くできたらいいな。
少しでも美桜ちゃんの事を知りたい。