take 4
荒岡雪也とは、最高の相棒だった。この世界に変わる前、俺たちは同じ戦場に居て敵の作戦の裏を掻き実行した。俺が前、奴が後ろなんて風に背中合わせで戦ったことは両手では数え切れないほどある。奴の天下一品の銃の腕前、そして俺の考える的確な作戦。このコンビネーションは抜群で、俺たちにしか出来ないことだ。しかし、世界は変わってしまった。あいつ、"長沢光一"が来てから俺たちは離れ離れになってしまった。頭脳明晰だった俺は政府のサイバー管理部に奴は政府の武装部隊の隊長になったが、6年前長沢に歯向かいあいつに銃を突きつけた疑いでちっぽけな街のアンドロイド修理工場に左遷された。俺は何もすることが出来なかった。奴みたいにあの長沢に歯向かうことなんか出来ない弱いやつだからだ。俺は、いつもそうだ。幼い頃からずっと大人の顔色を伺ってご機嫌を取っていた。そんな自分が嫌いだ。奴が左遷されてから何度も連絡を取ろうとした。しかし、スマホに表示された電話の通話ボタンを押すことは出来なかった。手が震えて、もしかしたらバレるんじゃないかと思った。怖かった。裏切り者と仲がいいと同僚や上司、部下にバレるのが。しかし、今回奴の話を聞いて、何としてでも助けたいと思った。だから危険な賭けに出たのだ。奴をここへ呼び出し愛しの彼女を救い出す。しかも、あの長沢の娘を。どうかしてると思ってるだろ?俺はまじだぜ。そして、相棒としての最後の仕事だと思ってる。俺は間違いなく罰せられる。多分死刑だろうな。でも良いんだ。最後に善いことをして死ねるんだぜ?良いと思わねえか?まあ、単純に俺の自己満足なんだけどな。相棒が幸せで笑っているなら俺はそれで良いんだ。じゃあ、始めるか。ーGAMESTARTー
荒岡雪也とは、最高の相棒だった。この世界に変わる前、俺たちは同じ戦場に居て敵の作戦の裏を掻き実行した。俺が前、奴が後ろなんて風に背中合わせで戦ったことは両手では数え切れないほどある。奴の天下一品の銃の腕前、そして俺の考える的確な作戦。このコンビネーションは抜群で、俺たちにしか出来ないことだ。しかし、世界は変わってしまった。あいつ、"長沢光一"が来てから俺たちは離れ離れになってしまった。頭脳明晰だった俺は政府のサイバー管理部に奴は政府の武装部隊の隊長になったが、6年前長沢に歯向かいあいつに銃を突きつけた疑いでちっぽけな街のアンドロイド修理工場に左遷された。俺は何もすることが出来なかった。奴みたいにあの長沢に歯向かうことなんか出来ない弱いやつだからだ。俺は、いつもそうだ。幼い頃からずっと大人の顔色を伺ってご機嫌を取っていた。そんな自分が嫌いだ。奴が左遷されてから何度も連絡を取ろうとした。しかし、スマホに表示された電話の通話ボタンを押すことは出来なかった。手が震えて、もしかしたらバレるんじゃないかと思った。怖かった。裏切り者と仲がいいと同僚や上司、部下にバレるのが。しかし、今回奴の話を聞いて、何としてでも助けたいと思った。だから危険な賭けに出たのだ。奴をここへ呼び出し愛しの彼女を救い出す。しかも、あの長沢の娘を。どうかしてると思ってるだろ?俺はまじだぜ。そして、相棒としての最後の仕事だと思ってる。俺は間違いなく罰せられる。多分死刑だろうな。でも良いんだ。最後に善いことをして死ねるんだぜ?良いと思わねえか?まあ、単純に俺の自己満足なんだけどな。相棒が幸せで笑っているなら俺はそれで良いんだ。じゃあ、始めるか。ーGAMESTARTー


