少女と過保護ーズ!![完]

「……睨んでねぇよ」



「悪人顔が好きって言われただけだろうが」




どんだけ心が狭いんだっ、と蓮くん。



アレ!?


悪人顔って、あたし口に出してた!?



あわわっ。


悪口!?

悪口になってないか!?




喜んでいいのか、嘆いたほうがいいのか、なんとも複雑な表情の蓮くん。



申し訳ない……。


ごめんよ、蓮くん。




「竜希の奥様、聞きました!?今時の若い子はあんなことで妬くんですって!!」



なんか始まった!!



「桂の奥様ってば、知らなかったの?あの若い子、メチャクチャ心狭いわよ!!」




竜希さん!?


本当にいらないことを口にする二人は、今度こそ八雲さんの手によってフルボッコだろう。



にしても!!


八雲さん、蓮くんにヤキモチを妬いたの?


あたしが蓮くんを“好き”って言ったから?




「改めてお願いしたい!川崎氏!青木氏!」




そーでした!!




「「…………」」




ゴクン……。




蓮くんの唾を飲む音が大きく響く。




「モデルになって下さい!!」





そう言って、田村さんが90度頭を下げた。




























「BLのモデルなんざ、死んでも断る!!」




キッパリ、ハッキリと断る麻也。



ーー…。



“シャーウッド”の時が止まった。




BL……だと!?