少女と過保護ーズ!![完]

「皆はっ、コイツがどんな話を描いてるのか知らないからっ!!」



話?

そういえば知らない。

聞いてない。



皆を見ても、知らないと首を横に振る。




「コイツはっ」



「川崎氏ぃぃぃぃいっ!!」




麻也の言葉を遮って、再びテーブルを叩く田村さん。




(((川崎死ぃぃぃぃい!?!?)))




コンッ!!


ゴガッ!!


ベキィッ!!




どうやら、あたしと蓮くんと竜希さんのおバカーズは漢字の変換を間違えてしまったらしい。



頭に小さな衝撃を感じ横を見ると、いつの間にか八雲さんがメッチャ渋い顔をして、オタマを持っていた。



あの料理に使うオタマである。


八雲さんにはちょっと似合わない……




























オタマーーーーーーーーーーーーーッ!!!!



オタマが見るも無惨な姿になっていた……。


真ん中からベコッと折り曲がっていた。



何故……何故そんな姿に……。



そういえばあたし達が叩かれた最後、変な音がしたような……?



恐る恐るそっちを見ると、竜希さんがオニギリに顔を埋め撃沈していた。



察したあたしは静かに合掌した。




























……オタマに。




「オタマにかっ!!」




撃沈していた竜希さんが吠えた。



おおぅ……。