少女と過保護ーズ!![完]

突然の麻也の奇行にパニクった3人が逃げ惑う。



あぅあ……。

また店が滅茶苦茶に……。


まぁでも、麻也もアレでストレス発散してるんだろう。


今日のところは仕方がない。


諦めて騒ぎ続ける4人を放置。


今この時に、ご飯を食べておこうとオニギリに手を伸ばすも……



バァァァーーーンッ!!


強くテーブルが叩かれた。


そして



「僕の話を聞いてくれて!!」



…………………………………………………



((((((忘れてた!!))))))



すっかり忘れてた!!


皆、同じ思いだったみたいで、フリーズしたまま



(居たんだったね、こんな人……)


って顔をしてる。



「ここはパラダイス!?」



叫ぶ女のコ。



「いいえ、普通の喫茶店てす」



どうしよう……。


どっかで頭を打ったんだろうか…。


ここがパラダイスって……。


それとも何かのボケ?

ボケたの?


あたし普通に返しちゃったけど?


田村さんは興奮していた。


鼻息っ、鼻息がフンフンと荒いんだけど!!



「スランプだったんだが、貴方方の会話を聞いていたら……ああっ!!」



しまいには自分の体を抱きしめてクネクネしだしたし……。


てか、この人なんでココに居るんだっけ?



「ほあたあっ!!」




ゴンッ!!ゴンッ!!ゴンッ!!




「「「〜〜〜っっっ!!??」」」


「悪は滅した」




悪て!!



フゥ…と満足そうに額の汗を拭う麻也。


全てを浄化してしまいそうなほど、愛らしい笑顔だった。



可愛かった!!

抱きしめたかった!!


でもそんな麻也の下では、3人の男がとても大事な部分を押さえて床を転げ回り、悶絶している。



おおぅ……。


恐ろしい光景だった。


その苦しみ方は半端なく……



女のあたしにはその痛さがわからないから、どうしたら良いやら……。



擦る?

擦れば良いのか?




カタカタカタカタ……



ん?

何の音?