少女と過保護ーズ!![完]

開いたドアの向こうに居たのは。












三毛猫八雲さんだった。






ピンと立った耳。

不機嫌そうな顔。

ユラユラ揺れる尻尾。


一気に静かになる部屋。



「ハイネ」



ちょっと拗ねたような声。




そんな声に呼ばれたあたしは、ギュンッと立ち上がると竜希さんに突進した。



八雲さんに、ではなく竜希さんに!!




「ハイネ!?」


「あー?って、ちょっ、チビ」




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竜希さんの腹袋の中に、隠れた。