少女と過保護ーズ!![完]

アレかっ!?


あれで選んだのかっ!?



「タレ目だったから」



やっぱりなーーっ!!


あたしの考えを読み、真顔で言う竜希さん。


いや…そんな真顔で…。



「お?なんだ?チビ助、んなに俺に見惚れて、さてはこの姿に惚れ…」


「黙れ。そのタレ目、毟り取るぞ?」



何を言ってやがんだ、このタレ目は。



「毟れるか!!タレ目は毟れない!!おまっ、なんちゅー惨いことを言うんだ!?」


「惨くない……!?」


「誰!?この子をこんな残虐に育てたのは!?黒ね!?ブラックなのね!?」




誰が残虐だ!!

ブラック…?

って、まさか……。



じゃなくて!



「ねぇ!?何食べてんの!?何食べてんの!?」



あたしは、寝そべり、よよよ…と泣き真似る、たれぱん◯in桂を全力で揺さぶる。



「え?笹」



パンダには笹でしょーが。


なんて宣う桂。



「嘘つけごるぁぁぁぁ!!あたしのチョ◯ボールぅぅっっ!!」



コンビニで最後の1個だったのにっっ!!


1個しかなかったのにー!!



「ごめん。チビ助、ホラ僕の可愛く食べる姿で許して…」



キュルンとそのタレ目を最大限に活かして可愛い子ぶる桂。



許して……だと………?


グワシッッとあたしは桂のタレ目を掴んだ。



「チビネ!?」


「ハイネ!?」


「よしっ!!」



竜希さん"よしっ!!"って言うお許しの言葉。



蓮くんと麻也が焦って止めにくるけど。



「許さーーーんっっっ!!」



ブチブチブチーーーッ!!!



「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」



桂の大絶叫が部屋を木霊した。



「「あわわわわわわわ」」