少女と過保護ーズ!![完]

なんて長い1日だよ。

オイ。



やっと放課後になり、俺はカバンを掴むとチャイムと同時に教室を飛び出した。



"駐輪場で"



ハイネと待ち合わせ。



ん?

そういえば、待ち合わせって初めてじゃないか?



お?

なんか、ドキドキだ。



「真木くーん!!」


「八雲様ーー!!」



が、いいな。

待ち合わせ。



俺を見つけて、笑うハイネ。

俺のとこに慌てて、それでも嬉しそうに駆け寄ってくるハイネ。



想像しただけでニヤけてくる。



たまには待ち合わせもいいかも…



「八雲様!!コレッッ!!」



いや、しかしあんなに可愛いハイネを外で待たせたりなんかしたら、男たちが寄ってくる……


今もヤベェんじゃねぇのかっ!?!?



「八雲さまぁぁぁぁあ」



男に話しかけられてるハイネを想像し、焦った俺は走るスピードを上げた。



「あの、真木が全力疾走…」


「話しかけてる女達のことを、トコトン無視とか…すげぇ」