少女と過保護ーズ!![完]

謝るから、グレるのだけは勘弁してくれ。


八雲に殺される…。


じゃなくて。



「あたしもごめんなさい」


「あ?」



なんでチビが謝る?



「いくら止めるためとはいえ、顔面に飛び蹴りはないよね…」


「ん。それはないな」


「「アハハハハハハ!!!!」」



あの時のことは、思い出しては笑える。



俺の顔を撫でるチビの手に自分の手を重ね、笑い合う。



「んでもね。アイツらを殴ったことは謝る必要はないよ」



あの場に居た女の子に事情を聞いたのだと言う。


バレンタインの今日


チビの買い出しに付いてきてた俺の耳に届いてきたのは、"好きです"という震える声の告白。



どこの子かは知らんが、頑張れなんて応援してたら。



「オイオイオイ、お前、こんなブスに告白されてやんのっっ!!」


「冗談じゃねぇよっ!!自分の顔見てみろってんだ!!」


「「ギャーハッハッハ(笑)」」



聞くにも耐えぬ言葉と笑い声だった。