少女と過保護ーズ!![完]

「ん…」



目を開ければ見慣れた天井が。


ここは"シャーウッド"2階のリビングか……。



「あっ起きた!!」



ひょっこりソファーの上から顔を覗かせるチビ。


そこで全てを思い出す。


「皆が気絶した竜希さんをここまで運んでくれたんだよ。本当はあたしの部屋にって思ったんだけど、八雲さんがダメって…」


八雲、あんにゃろう。



「悪かったな」


「ん?」



なんのことだと、首を傾げるチビに苦笑する。



「一緒に買い出しに行ったのに、お前をほっぽったあげく…」



人をボコボコに殴ってたなんて…。



「許せないね!!」


「…っっ」


「あたしを放置とか、グレてやろうかと思ったわ!!」


「へ?」


「竜希さんが聞いてくれてるもんだと思って、普通の音量で喋って、振り返ったら誰もいないし!!」


「おっ、おう」


「一人で喋る、変な人って目で見られるわ!!クスクス笑われるわ!!すっごい恥ずかしかったんだから!!」


「すまん…」



そら、恥ずかしいわな。