少女と過保護ーズ!![完]

八雲さんに触られるのが嫌??



んなわけない!!


むしろもっとですけど!?



……なぁーんて、言えるはずもなく




「じぇんじぇん、嫌じゃないですよ!!」


「じぇんじぇん?」


「じぇんじぇん」


「そうか」



そう言うと、嬉しそうに笑うから。


あたしも嬉しくて笑う。



「ハイネ」



八雲さんの指が、顎にかかりソッと上を向かされた。



「ハイネ」



震える。


大好きなの…。


この人が…。



初めて逢った、あの日から―――ずっと―――。



細く長い親指が、唇を撫でる。



「………ん」


「ハイネ」



八雲さんの深い色の瞳に、あたしだけが写る。



ただただ真っ直ぐ見つめてくるその瞳に、吸い込まれるように。


















あたしは目を閉じたー。