少女と過保護ーズ!![完]

「とーーーう!!!!」



もうヤケだ!!

とばかりに飛び込んだった!!



はずが……躓いた…っ




「ひょぁぁぁぁ!?」


「おっちょこちょいめ」



転ぶ前に八雲さんに抱きとめられる。



「八雲さんの前だけですよーだ」



緊張したり、安心したり、感情が激しく動く八雲さんの側だから……。



小さく呟いたんだけど聞こえたのか、クスクス笑う八雲さん。


そのまま、キツく抱きしめるてくると、あたしの頭に顎を置きホゥっと息を吐いた。



外が寒かった分、冷たかった身体は二人の体温ですぐに温かくなる。



「ハイネ」


「あいあい?」


「触られすぎだ」


「ん」



まずはホッペに。



「皆、ハイネが大好きなのはいいんだが…」



次にオデコ。



「くすぐったい」


「すぐ、触るのが問題だっ」


「八雲さんもね」


「……嫌か?」



鼻の頭。



次々、優しいキスが降ってくる。