少女と過保護ーズ!![完]

毟ってるーーー!!

あん時、毟ってるぅぅぅ!!



「なんともなってないか?」



ハゲてます!!



なんて、言えない!!

言えないさ!!



もう竜希さんの自然治癒力に任せるしかない!!



背が高いし、しばらくはバレないだろう…💧



「チビ」



ゴッチン!!


手が伸びてきて、後頭部を掴まれ、前のめりに。


そのとたん、竜希さんのオデコとあたしのオデコがぶつかった。



至近距離で目と目が合う。


柔らかく笑う竜希さん。



「手袋、マジ嬉しいわ!!あんがとよ!!何かあったら必ずソレで八雲に連絡しろ!!」


「イエッサ!!総長!!」


「必ずだぞ!?」


「イェア!!」


「フッ、じゃあな」


「いってらっしゃい!!」


「全員抜いて、ケーキ独り占めじゃぁぁぁぁあ!!!!」



覚えてたぁぁぁぁあ!!

時間は結構たったけど、皆逃げてーー!!



「チビにはやるからな!!」



ドンッッ!!!!



弾丸のごとく竜希さんが発進した。



その後をアタフタと付いていく見物人の人達。



竜希さんは大丈夫だが、それを追いかける人達が事故らないことをあたしは祈った。