少女と過保護ーズ!![完]

そして聞いたことある声ばっかりなんだけど!?



しかし、おかしいな?


あたしの知ってる人達は今、皆学校で勉強をしてるはず……。




「ああっもう!女の子を傷つけるなんて!アイツら殺す……健」


「……(コクン)」




あたしの状態を確認してくれていた花音さんが首を見て激怒した。



え?

そんなに酷いの!?


見えないからわからないけど……ちょっと恐いじゃないか。


……痛いしな。




「アンタ達ー!ソイツら、可愛い可愛い"チビ姫"に怪我させたわ!手加減無用、あたしが責任を取るから殺っちゃいな!」



殺っ!?


花…花音さん。


漢字を間違えておられま




「やーだ。間違えてなんかないわよ」



!!??


あらやだ、あたしってば心の声を口に出してたなん



「ふふ。声に出さなくったってアンタの考えてることなんて、ゴリッとお見通しよ」




!?

ゴリッと!?

ゴリッて……マジか。



あたしの考えはゴリッとお見通しされちゃうの


え?


それじゃあ、八雲さんへのこの溢れんばかりの恋心……も?



ハッ!?


俯いていた顔を上げると、花音さんと目があった。


その瞬間、花音さんはキャッと両頬に、手を添え笑う。




いやーー!!


やっぱりゴリッと見通されてるー!!


なんとも言えぬ恥ずかしさに身悶えていれば



「あ"あ"!?」


「"黒豹"のおもろ……。大事な"チビ姫"。俺達の末っ子に手ぇ出しただと!?」




おいっ、誰だ!?


今、面白いって言おうとした奴は!!