少女と過保護ーズ!![完]

「ん?」



呼ばれ、蓮くんの胸から顔をあげれば。




「ありがとう」




穏やかに笑う蓮くんが居た。



悪人顔が、そう笑うととても柔らかくなる。



「いっつも俺を応援してくれて…後、手袋も」


「蓮くんの手袋の色は太陽をイメージ。あたしの中で、蓮くんは太陽なんだから!だから…笑ってて」


「ああ!!」



もう一度、ギュッと抱きしめあう。



「いってきます」


「いってらっしゃい。頑張って」




コクンと頷いて、蓮くんがバイクを発進させる。


ギュンッッ!!

ギュルルルルルルッッ!!



早っっ!!


マッハだった。

流星のようだった。



「「「うぉぉぉっっ!!蓮くーーーん!!!!」」」



それに後続車が続々続く。




アレから……。

全力で逃げる気か?

蓮くん。