少女と過保護ーズ!![完]

竜希side


午前3時を過ぎた頃。


俺は音もたてず2階に上がり、一応ノックをしてからそのドアを開けた。



スタンドの灯りだけの薄暗い部屋。



いつもならこの時間、爆睡で絶対起きないこの部屋の主は。



「……誰??」



寝てたら、出せないハッキリした声で話しかけてきた。



「やぁーっぱり起きてやがったか。俺だよ俺」


「お金ならありません」


「オレオレ詐欺じゃねぇ!!」


「ああ。残念なイケメンさんですね」


……



「誰が残念なイケメンだ!!」



なんだ、残念なイケメンて!?


どう見ても普通のイケメンだろーが、俺は。



「……」


「やめれ、哀れむように見るな」



八雲の言う通り、起きていたチビ。



「入るぞ」


「へい」



許可を得て部屋に入り、チビが寝るベッドに腰をかけた。



なんっちゅう顔をしてんだか…。



やれやれ。



苦笑いしつつ、俺はチビのオデコに手を伸ばす。