少女と過保護ーズ!![完]

いつの間にか"黒豹"レンジャー・ブラックが降臨されてた!!


そして、いつものように八雲さんに抱き上げられた、あたし。



「八雲さん」



すぐ近くに綺麗な八雲さんの顔。



でもいつもと違って、切れ長の瞳がツリ上がってる。



「八雲さん??」


「返してもらう。ハイネは大事な"黒豹"の姫だ」


「"姫"なんだろうが」


「姫の全部が全部、総長の女って訳じゃない。ハイネは"黒豹"の姫であると同時に」


「ん?」



ツリ上がってた瞳があたしを見るときに、柔らかく和んだ。



「俺が見つけた、俺のたった1つの宝物だ。誰にも渡すつもりはねぇ」


「そうか……"お前"のか…」


「ややややや八雲さんっ」



これっっ

まるで、こくっこくっこくっこくっ告白みたいじゃないかっっっ。



どどどどど

どうしよう!?


いやいやいやいや

八雲さんのようなカッコいい人が、いい女選り取りみどりの人が、あたしみたいなちんちくりんなんて…



ちんちくりん!?