少女と過保護ーズ!![完]

番豹=番犬なんだろうけど。


あたしは今度は"ディーシャ"のリーゼントを見る。



「あんたが俺達と何を話したいのかわからんが、俺はかまわん。ソイツは大丈夫だろ」


「"は"ってなんだ、コラ、あ"あ"!?」


「そのままの意味だ、ボケ」



グルグルとまた睨みあう竜希さんとリーゼント。



「なんかあったら、呼ぶんだよ」


「暴れるんじゃねぇよ」


「暴れるかっっ!!」



麻也が頭を撫でてくれて、桂がアホなことを言う。


暴れるって、あたしは猛獣かっっ!!


あたしの返答に笑って、2階へ上がっていく二人。



「こんなことしてる場合じゃなかった、八雲、チビのことを頼むぞ」


「ああ」


「2階に居る」


「あい。ありがとう、竜希さん」


「おう」



礼を言えば、ポンポンと頭を叩かれた。



あたしの我が儘をこんな風になんでもないことのように受け入れる竜希さんの器はデカい。


本当にカッコいいな。