少女と過保護ーズ!![完]

クスクスと笑う桐子。



「大丈夫…。行く…」


「そか、ダメだと思ったら言うんだよ?」


「うん」


「……馬鹿だけど…皆、優しいから」


「うん」



友達には、やっぱり"黒豹"の皆を知ってほしい。



知って、怖がらないでほしい。



話しながらだと、車庫にはすぐ着いた。



体育館みたいな大きな建物が2つ並んでるのが、車庫。



一階建てで、1つには会議やら仮眠がとれるような部屋もある。



眩しいほどのライトは、今が夜だと忘れてしまいそうなほど明るい。


そして、数十台の重く響くエンジン音。


ザッと見、50人は越えてる。


大量に作ってきた、おにぎりだけど足りるかな?


まっ、足りなければ作ればいいや。


桐子を見れば、コクン頷いてくれたから、あたしは大きく息を吸った。



「皆ー―っっ!!夜食作ってきたぁっ!!!!」



エンジン音に負けないくらいの大きな声で叫んだ。



「………………んを!?」