誰に変な目で見られようとも、後ろ指を指されようとも。
皆の側がいい。
内側から溢れる笑みをそのまま二人に向ける。
「バ…」
「バ…?」
「バイ"ネ"…」
「泣くなや、蓮」
「うる"…うるぜぇ"…」
「うぉっ!?泣かないでよ…れ…ぐぉっっ!?」
トテトテと近づいてくる二人に駆け寄れば、蓮くんに抱きしめられる。
ぐ…ぐるじ…。
口と鼻を塞がれ、息が出来ない。
ゴチコォォォォーーン!!!
「あだぁぁぁぁぁあ!?!?」
「誰が、ハイネを抱きしめていいっつった!?」
派手な音がしたかと思えば、蓮くんがしゃがみこみ、あたしは八雲さんの腕の中へ。
どうやら、八雲さんが蓮くんに頭突きをしたらしい…。
「大丈夫か?」
「う」
軽く抱きしめられたまま、八雲さんに覗きこまれ、頷こうとした。
その時。
「……おかしいんじゃねぇの?」
「「「…………」」」
「暴走族が"天使"?頭、大丈夫?」


