真っ白なホイッスルに刻まれた"黒豹"のマーク。
紛れもない"黒豹"メンバーの証。
「……ハイネ…」
『勝手に人の名前を呼ばないで。名前で呼んでいいのはあたしの大好きな人達だけ』
あんたは違う。
「…………っっ」
「………くくっ」
「ハハッッ!!」
顔を真っ赤にして表情を歪ます新山と、後ろにいるから見えないけど、楽しそうに笑ってるであろう八雲さんと蓮くん。
??笑うとこあった??
『何度でも言うけど、あたしは、あんたを覚えてないし友達になる気もない。これから先関わりを持つことも一生ない』
「なんでっっ!?オレは君のこと」
『あんたの側に居たいとか、一ミリも思わないから』
新山の言葉に、自分の言葉を被せる。
新山が何を言うかわかったから。
聞きたくもない。
心の入ってない、思いも適当な言葉なんて。
「そんなに、あいつらがいい!?」
『うん。あの人たちがいい』
他の誰でもない、あの人たち "黒豹"の皆がいい。


