「どこだぁぁぁ!?チビネーー!!」
そら、赤いはずだ。
チビネ。
あたしをそう呼び、赤い髪の人物はただ一人。
速い速い速い!!
すっげぇ、足が速いんだね!蓮く……
ヒューーーーンッッ!!!!
「「…………………」」
通りすぎました…。
通りすぎましたヨ!
あの人!!
見事にあたしと八雲さんの前を通りすぎた、蓮くん。
さっきの竜希さんたち3人といい、あたしはそんなに存在感がないのか!?!?
泣くぞ…。
「ん。アホは放っといて…」
見事に今度は八雲さんが蓮くんをスルー。
何事もなかったかのように再び、あたしにケータイを向け続きを促してくる。
八雲さんよ…。
「ごるぁぁっ!!八雲ー!!アホとはなんだーー!?!?」
あっ!!
戻ってきた!!
てか、姿は見えずとも悪口は聞こえたんだね…。
あっ
悪口だからか!?
「チビネが行方不明ってときに!!」
!!??
「行方不明!?」
誰がっ!?
「お前はこんなとこで、何を…
チビネーー!?!?」
なんとも、忙しい人だ…。


