少女と過保護ーズ!![完]

「護衛役なのに、チビ姫から目を離した俺らが悪いんだ…」


「違うっっ!!何も言わずにフラフラした、あたしがっっ!!」


「俺らがいりゃあ、んなケガしなかった…違うか?」



ハゲーズが注目したのはあたしの口。



悔しげな二人。




「違う!!」




これは自分でっっ。




「すまねぇ」



「ごめん…」




ゾッとするほど冷たい瞳で二人を見る八雲さん。




『二度目はない』



「「ハイッッ!!」」




綺麗な顔だけに、感情を消した表情は人形のようで、見る人に恐怖をあたえる。



道路に正座して、力強く頷く二人に、あたしも正座した。



自主反省……………。




「ごめん…二人とも…」


「バッ、何やってんだ!?」


「チビ姫が正座なんてしなくていいんだ!!」



「いや、あたしが一番悪いんだから罰はうけないと!!」



これが、罰なわけはないんだけど…。



「……………ハァ…」



こんなアホなあたしに八雲さんはデッカイため息を吐いた。