少女と過保護ーズ!![完]

そんな目で、あたしを見るな!!



どす黒い感情が、沸いてきて叫んでしまいそうになる。



"ギャハハ"



"クスクス"



"ヒソヒソ"



あたしは…………。



下を向けば、目に入ったのは、ハゲーズから借りたマフラーと手袋。



"黒豹"に入れてもらって、家族が増えた。



本当に笑えるようになった。



だから、あたしは"可哀想"なんかじゃない。



"あたし"を知らない人が、勝手に決めないで。



顔をあげて言い返さないと、このままじゃあたしは"可哀想"な人になってしまう…。



でも…。



今、口を開けば泣いてしまいそうだった。




握りしめたままのホイッスル。



鳴らしてしまおうか…。



呼んでしまおうか…。



会いたいよ。



でも…頼ってしまったら、きっとずっと八雲さんに"黒豹"に頼ってしまう。


それでは、ダメなのだ。


あたしは助けられた分、皆を助けたい。



そのためには、これくらい1人で乗りきらないと!