少女と過保護ーズ!![完]

「俺っ!コイツの友達で長岡康史ってんだ!!あんたは!?」




行けよー!

行ってしまえよーー(泣)



「中学での友達で、高遠ハイネって言うんだ!!」



「ちょっと!?」



何、人の名前勝手に言っちゃってんの!?



プライバシーの侵害もいいとこだろ!!




「てか、友達って…」



あたしは、あんたのことを覚えてさえいないのに?



笑顔で人のことを語る、新山。




「ハイネかぁ!変わった名前だな!」



「名前で呼ばないで」



「いいじゃん!俺とも友達になってよ!!」



「おい!康史」



「康史!!」




グイグイ近寄ってくる長岡を避けてると、新山ともう一人の女の子があたしと長岡の間に割って入る。



(色目使ってんじゃないわよ!!)



「あ"?!」



あたしにしか聞こえないように言われた言葉。



どこをどう見たら、そーなんのさ。



アホらし…。



「買い物に行かなきゃなんないんで」



普段よりだいぶ低い声がでた。



それだけ言って、踵を返す。