少女と過保護ーズ!![完]

この時間帯の商店街は結構賑わう。


保育園帰りの親子。


パート帰りらしき主婦。

そして学校帰りの学生。


グループだったり、初々しいカップルだったり。


学校に行かないと決めたのは自分。


でも、たまに八雲さん達と一緒の学校に行けたら…。


なんて考えたりすることもあり、おもわず足を止めてしまう。


そんなあたしに聞こえてきた、学生さん達の会話。


「あたし今日、アイツとケータイ番号交換しちゃった!!」


「嘘ー!?やったじゃん!!」


「うん!!夜、電話するって!!」



きゃっきゃっと楽しそうに話すのは、女子高生の二人組。


頬を真っ赤にして喋る女の子は、幸せいっぱいの笑顔を浮かべてる。



ケータイかぁ…。


今までに散々、持て持てと皆に言われてきた。


でも、すぐ会える位置に皆居てくれて、話が出来る。



それで満足してたから、必要なんてないって思ってたんだけど…。



だけど…。