幼なじみなんて、嫌だ

玲瑠は、人を失う苦しみを知ってる

玲瑠の両親は、事故で亡くなったのだから

もちろん。
私も泣いた

私の事を本当の娘のように扱ってくれたから

嬉しかった

こんな話は、置いておいてと

「なんだよそれ。俺のことが好きだから死ぬ?ふざけたこと言うなよ。俺なんかが好きで死ぬとかなもっ「放っておいて。もう、玲瑠には関係ないから」

冷たく、言う

言いたくないよ

でもね。

玲瑠を...遠ざけるにはこれしかないの

「もう、知らねー!1人で死んどけ!」

これで、いいんだ

玲瑠が去った部屋の中で1人、呟く