「ふーん、俺の大切な人に手を出したんだから分かるよね?」

どす黒い声を響かせてる玲瑠

「ひっ!ごめんなさい!」

逃げてったナンパ男

何か視線が...

玲瑠が、鬼の形相で見てくる

「莉來!危ないでしょ!心配かけるな!」

心配...しないでよ

期待するかもしれないから

「ごめん。というか、もう関わらないで。迷惑で仕方が無い」

玲瑠、ごめん

これは君を傷つけない為の嘘だよ

私の為だけかもしれない

でも、これしかない

本当にごめん