夕飯を食べた後も、私がやるべきことはたくさんあって。
まずは食器を洗って、次は明日の朝食やお弁当の下拵え。
調理関係が済んだら、次は学校で習った内容の復習と明日習う部分の予習。
それからお風呂に入って寝る準備をするから、全て終わった頃の時間は毎回夜中と言っていい時間帯。
「(おやすみ、私…明日も…頑張ろうね…)」
本当は、頑張る気力なんて残っていない。とっくに、疲れ果てていた。
それでも、これはお父さんを死なせてしまった私への罰だから。受け入れて、頑張っていかなきゃいけない。
そう思って、今まで必死に頑張ってきた。本当は疲れている自分に気付かないフリをして。
だから、毎日寝る時、明日も頑張ろうと暗示のように自分に語りかけるんだ。
