瞳の奥


蓮の家に着くまでお互い無言だったが、家に着くなり私は驚愕した。
高級マンションの最上階ワンフロア全てが蓮の家だったから。

「す、凄い。。」

「別に。対したこと無いけど、どうぞ。」

「お、お邪魔します。」

私はゆっくりと中に入っていく。
部屋数は何個あるの?って思うぐらい多いし、リビングと思われる場所は広すぎてリビングじゃないやん?って心の中で突っ込んで、バスルームもマンションで普通こんな広すぎる空間を使わないぞ?って突っ込まずにはいられなかった。

「どうする?眠たいとかあれば寝室にも案内するけど?」

「リビングが広すぎて落ち着かないから案内して貰えると助かるわ」

正直まだ眠たくないが、ここにいるのは嫌なので狭い部屋を期待して案内してもらうことにした。

寝室はリビングに比べたら全然狭いが、キングベッドがしかも二人用のベッドが置かれていた。

「リビングに比べたら狭くて、まだ落ち着くわね。ここなら、ちゃんと話せそうかも。」

「落ち着く場所があるだけ良かった。とりあえず、飲み物取ってくるからそこで待ってて。」