瞳の奥

俺達は分担して容疑者候補の人を調べるために、俺の家にある警察サーバーを使う。

麗奈の指示で送ったメールには全員、警視庁の出勤はするなと各々、麗奈と関わり深いところに行けと言った意味合いなのは解ったから、麗奈との関係性を任せて、
俺と隼人で事件の謎に積めていく。

「1つずつほどいていくぞ。まず、犯人の目的は?」

「この世界から悲しみを無くすこと、哀しみを持つ人を出さないことって言ってたな。」

「何故、麗奈に目をつけた?」

「心優しい子だから。哀しみを持つ人達を救ってくれるからだな。」

「じゃあ麗奈は何故、お前に真相を解かせようとした?」

「俺に足りないものがあるから??」

「それは?」

俺は考え込む。麗奈は俺に真相をたどり着けと言った。俺が気づかないといけないってそれってなんだ?
麗奈にあって俺に無いもの。。

「優しさ、人に寄り添う心、信じる心、善悪を決めつけないこと」

「お前が好きになった麗奈は、例え犯罪者であっても心に寄り添う優しくて清らかな心を持つような子じゃないか?
アイツが、何も解らず権力だけで見つけると離婚するって言ったのも自分さえ良ければ良いって言うお前の考えが嫌だからじゃないのか?
まぁ、麗奈は優しいから思ってても言わないだろうけど。。」

じゃあ真相ってのは、その麗奈に影響を与えられた奴が首謀者と言うことか。
俺みたいに心を救ってくれた人。。
俺は改めて容疑者の資料に目を通す。

「こいつか。」

「おそらくな。」

「ありがとな、隼人。」

「麗奈のためだ。」

俺は資料を見て、麗奈と思い出深いところを考え1つの答えにたどり着いた。
俺と隼人は急いで警視庁に戻った。