瞳の奥

そこは都心から離れた山奥にある教会。
そう、この場所こそユグドラシルの本拠地なのだ。
教会の扉を開けると1人の男性が立っていた。

「ナイトと一緒では無いのですね。」

「ええ、蓮には自力でここまで辿り着いて貰う。前みたいに盗聴アプリやGPSを使って見つけた場合は離婚と言って来たからね。」

「そこまで言ったのですか。」

「ええ、だってこのユグドラシルの真相も貴方が誰かも解ったけど、これは私ではなく蓮自信が向き合わなければいけないことだから。じゃないと、今後も貴方達と同じ哀しみを持つが出るから。またテロ起こされても困るしね。」

「やはり、貴女に目をつけて正解だったようだ。」

「約束通り、私の手で貴方を逮捕してあげるよ。手錠かけてあげるよ。
蓮が自らの力でここにたどり着いた時、もしくは今からユグドラシルが新たな殺人を起こした場合。」

「我々ユグドラシルのものには殺人をしないよう命令しておきますか。」

ボスはトランシーバーのようなものを出した。

「命令:只今より我の許可なき罪人への罰しを禁ず。」

「これで問題ないでしょう。しかし良いのですか?貴女の目の前には、この国を脅かすテロリストのトップがいるのです。直ぐに逮捕すべきだと思いますが。」

「逃亡しようとするなら逮捕するけど?そんなに逮捕して欲しいの?」

「本当に優しい方ですね。いえ待ちましょう、騎士がここに来るのを。」