家に帰っても忘れられなくて、どうしても気になって仕方がなかった。
飲まずに持って帰ったミルクティーを机に置いて見つめる。
何故か飲めなかった。というより飲みたくなかった。捨てたくなくて。
明日も会えるかな、なんて期待を胸に布団に潜る。
寝れるわけないのに。
暗闇の中、スマホをじっと見つめるその先には帰り際に招待してもらったからとりあえず入ってみたサークルのグループラインのメンバー欄で、彼の名前をみつけて追加しようかどうしようか悩んで結局せずにロックをかけた。
目を瞑った。ソワソワして眠れない。
深夜1時、通知音が鳴りみてみると
"今日サークルにいたつむぎさん?松村凛です!グループから追加しました"
と。
2回読んだ。名前を確認した。内容も確認した。
確かに彼、松村凛から私に当てたメッセージ。
"あの、今日ミルクティーくれた方ですよね?"
ああなんで私はもっとこう可愛い返事が出来ないのか、堅苦しい。もっとラフにフレンドリーに送ればいいのに、ああもう!
そう考えてはうつ伏せになって足をバタバタさせながらも返事を待っていた。
すぐに既読が付いたのを確認してスマホを伏せた。
多分隣に誰かがいたら私の心臓の音が聞こえすぎてうるさいと怒られるだろう。
♪〜
"そうです!! 急にごめんなさい、ちょっと退屈そうにみえたので(汗)"
あ、私ってそんなふうに見えてたのか。
退屈だったわけじゃない、ただ歌って演奏するみんなが羨まかっただけ。
"いやそんなことないですよ、楽しかったです!"
"それなら良かった!また来てくれる?"
"はい、また行きます!"
すぐ終わりそうな挨拶程度のメッセージのやりとり。
だけど彼が私を追加してくれてたのが嬉しくてなんでもよかった。
飲まずに持って帰ったミルクティーを机に置いて見つめる。
何故か飲めなかった。というより飲みたくなかった。捨てたくなくて。
明日も会えるかな、なんて期待を胸に布団に潜る。
寝れるわけないのに。
暗闇の中、スマホをじっと見つめるその先には帰り際に招待してもらったからとりあえず入ってみたサークルのグループラインのメンバー欄で、彼の名前をみつけて追加しようかどうしようか悩んで結局せずにロックをかけた。
目を瞑った。ソワソワして眠れない。
深夜1時、通知音が鳴りみてみると
"今日サークルにいたつむぎさん?松村凛です!グループから追加しました"
と。
2回読んだ。名前を確認した。内容も確認した。
確かに彼、松村凛から私に当てたメッセージ。
"あの、今日ミルクティーくれた方ですよね?"
ああなんで私はもっとこう可愛い返事が出来ないのか、堅苦しい。もっとラフにフレンドリーに送ればいいのに、ああもう!
そう考えてはうつ伏せになって足をバタバタさせながらも返事を待っていた。
すぐに既読が付いたのを確認してスマホを伏せた。
多分隣に誰かがいたら私の心臓の音が聞こえすぎてうるさいと怒られるだろう。
♪〜
"そうです!! 急にごめんなさい、ちょっと退屈そうにみえたので(汗)"
あ、私ってそんなふうに見えてたのか。
退屈だったわけじゃない、ただ歌って演奏するみんなが羨まかっただけ。
"いやそんなことないですよ、楽しかったです!"
"それなら良かった!また来てくれる?"
"はい、また行きます!"
すぐ終わりそうな挨拶程度のメッセージのやりとり。
だけど彼が私を追加してくれてたのが嬉しくてなんでもよかった。