そんな苦い思い出を抱えたまま2年が経った頃、まだ忘れられない自分に笑えてきた。

忘れようとすればするほど忘れられない。

無理に忘れようとすると余計辛くなるよ。

そんな言葉をかけてくれた友達もさすがに呆れてた。
そんな男なんて、と。
私はこの人しかって思ってたんだけどなと苦笑い。

あ、もう忘れたわいい思い出になったわ。次だね
と切り替えれる時が来た頃になぜか
パックのミルクティーに目を取られて思い出す。
そしてまた想ってしまう。


いつか私のところに、なんて

期待しても無駄なんて分かってるのに。