Tear Flowers〜新しい道の始まり〜

「警察だ!違法売買の罪でお前たち全員を逮捕する!!」

特殊部隊が銃を構えて威嚇するも、多くのメンバーは抵抗に出る。サツだ、と言いながらメンバーたちはそばに置いてあった銃や鈍器を手にフィオナたちに攻撃を始めた。

「レイモンドさん!」

銃弾がレイモンドに向かって飛んで行き、フィオナは素早くレイモンドの腕を掴んで床に押し倒す。銃弾は壁に当たり、それを合図に特殊部隊と「Kamchatka lily」の激しい銃撃戦が幕を開けた。

「お怪我は?」

真剣な目でフィオナは訊ねる。レイモンドは「大丈夫だよ、ありがとう」と答え、その様子をエヴァンが羨ましげに見ていた。

何故、助けたいと守りたいと思ったのか、フィオナにはわからなかった。フィオナはレイモンドたちのことをまだ何一つとして知らない。ただ、特別な力を持っていて事件を一緒に調べるようになった、ただそれだけだ。それでも、体が動いていく。

「フリージアさん、エヴァン、皆さん、そろそろ互いに銃弾がなくなる頃です。弾を詰めている間がチャンスになります」