「年齢は、24歳よ。」




「実をいうと、この子私の甥なのよ。私がマネージャーとして育て上げたから期待してね?」




と満面の笑みでそう伝えられ、うなずく他なかった。




正直、この人に慣れるまでかなりの時間をかけそうだと思った。




「よろしくね。真希ちゃん」





「は、はい。」




この人と二人きりにはまだなれない。



緊張して固まっちゃうから。




「じゃあ、この後十二時から、撮影あるから。そろそろ向かおうか。」





「じゃ、真希がんばるのよ。」