「お母さんたちにはね、ずっと前からまたやりたくなったらやればいいのよ。って言われてたの。」




正直高校にこいつが来ないとなると、寂しいがこいつがこれからまたスタートするんだと思うと少しうれしい。





俺は、応援することしかできないからな。







それに、



おれもゆくゆくは、会社を継ぐ。





俺に迷いはない。





「なんかあったら相談しろよ。いつでも」





「うん、ありがとう。」





涙声になりながらそう返される。