「ねぇ向日葵…」
「…ん?」
「もし俺がさ…」
彼はそこで一旦目を逸らすと、赤い顔のまま、私の腕を引いた。
「わっ…」
そのまま引いた方の手を掴んで向かい合わせになる。
そのせいでぐっと縮まる2人の距離。
これでもかと言うくらい至近距離で目が合って私の心臓はドキドキとうるさい。
あーもー…勇翔に聞こえちゃったらどうすんの?おさまれ私の心臓…
「ねぇ、俺の目見て?」
む、無理無理!!今絶対顔真っ赤だし、絶対可愛くない顔してるし…
それに第一、この状況で目を合わせるなんて、私の心臓が持たないですっ!!
私が無言で下を向いていると、勇翔に優しく名前を呼ばれた。
「ひーま?」
うぅ…ズルい、そんな優しい声で呼ぶな〜〜っ!!
観念して、ちらっと目だけで彼を見上げる。
瞬間交わる私たちの視線。
恥ずかしすぎてすぐに逸らしてしまいそうになったけど、ここで逸らしたらなんか負けたみたいで悔しい…
だから我慢して、恥ずかしさに泣きそうになりながらも、ちょっと睨む。
絶対ムスッとして、可愛くない反応しちゃってると思うけど、そんなの知るか!
すると意外にも、先に目を逸らしたのは勇翔の方だった。何故か顔を赤く染めている。
「…こんな可愛い反応されて、抑えろって方が無理だろ…」
「…??」
「この鈍感バカ」
「…ん?」
「もし俺がさ…」
彼はそこで一旦目を逸らすと、赤い顔のまま、私の腕を引いた。
「わっ…」
そのまま引いた方の手を掴んで向かい合わせになる。
そのせいでぐっと縮まる2人の距離。
これでもかと言うくらい至近距離で目が合って私の心臓はドキドキとうるさい。
あーもー…勇翔に聞こえちゃったらどうすんの?おさまれ私の心臓…
「ねぇ、俺の目見て?」
む、無理無理!!今絶対顔真っ赤だし、絶対可愛くない顔してるし…
それに第一、この状況で目を合わせるなんて、私の心臓が持たないですっ!!
私が無言で下を向いていると、勇翔に優しく名前を呼ばれた。
「ひーま?」
うぅ…ズルい、そんな優しい声で呼ぶな〜〜っ!!
観念して、ちらっと目だけで彼を見上げる。
瞬間交わる私たちの視線。
恥ずかしすぎてすぐに逸らしてしまいそうになったけど、ここで逸らしたらなんか負けたみたいで悔しい…
だから我慢して、恥ずかしさに泣きそうになりながらも、ちょっと睨む。
絶対ムスッとして、可愛くない反応しちゃってると思うけど、そんなの知るか!
すると意外にも、先に目を逸らしたのは勇翔の方だった。何故か顔を赤く染めている。
「…こんな可愛い反応されて、抑えろって方が無理だろ…」
「…??」
「この鈍感バカ」

