というわけで、手紙をしたためることにした。

本棚の奥深くに眠っていた、いつ買ったかわからない便箋を引っ張り出してくる。
一枚取り出して右手にボールペンを持つ。

ちょっと待って。
いきなり清書は危険だ。
まずは裏紙に下書きをしよう。

私は十年間の結婚生活を振り返る。
楽しいこと辛いこと、感謝することむかつくこと、たくさんあった。
今こそ物申したいこともある。

だけどその中で一番伝えたいこと。
それを文章にすることにした。