「花音…」



「ママどうしたの?」



「花音…全部あんたのせいよ!パパと離婚したのも、私の人生が上手くいかないのも、あなたが疫病神だからよ!」




「ママ?」




母は憎しみで溢れた恐ろしい
目付きで私を睨みながら
こう言った…




「あんたなんか生まれなければ良かった。死んじゃえば良かったのに」





物心はとうについていた。
だからこそ実の母親に言われた
残酷な言葉は私を酷く傷つけ
心を破壊させた。