そのいきなりの出来事に
ざわざわと周りが騒ぎ始める
ガラスが割れるのと
同時にヒュッと飛び込んで
きた私の大好きな人が
ぐるんと宙で一回転して
綺麗に私の前で着地した
その人間離れした行動と
まさかのそこから!?って
驚きと助けにきてくれた!!
って喜びで
パニックってた私は
「綺羅!」
彼の名前を呼ぶのが精一杯だった。
綺羅は美しく妖艶に笑うと
「大変遅くなり申し訳ございません千秋様…さぁ、一緒に帰りましょう?」
私に手を差し出す
1年ぶりにみた綺羅は
前よりも一段と男前で…
私はすかさずその手を取ると
「馬鹿!!遅い!!綺羅のばかぁ!!」
涙を流して抱きついていた。
「すみませんって…。もう絶対、離しませんから許してください」
そう言って私の顎を
グイッと持ち上げる
その綺羅の瞳は本当に
嬉しそうで愛おしそうに
私を見つめていた
「俺の可愛い千秋は誰にも渡さねーよ」
そう言ってみんなの前で
私の唇にキスを落とすーーー。

