光に当たって輝く髪を少しだけとって、20cmくらい離したところからドライヤーを当て始めた。

「っっ…」

佑香の反応が気になって度々顔を覗くと、佑香は茹でたこみたいに真っ赤になっている。

「…可愛い。」

こんな可愛い佑香見れるなんて、俺だけの特権だろ。

小さく呟いたその声はドライヤーの音でもちろん佑香には届いてるわけがなく…

「好きだよ。」

聞こえていないのをいい事に俺はいつも思っている言葉を口にした。

「熱くない?」

なるべく大きい声で呼びかける。

「えっ!?なんて、言いました?」

不意打ちで振り向いた佑香。

その瞬間、俺の視界には可愛いすぎる佑香しか映らなくなった。