そのうち休日に遊びに誘われるようになって……学生時代は、こんなに仲良くなるなんて思わなかったなあ〜なんてしみじみしていたら、家にお邪魔したりもしてしまった。

 流石に仲の良い友人とは言え、男の人の家に入るのはなあ、と躊躇っていたら、何もしないよと呆れた顔で笑われた。

『そもそも前に家に上がった時、あれだけ無防備に寝てたくせに、今更何を心配してるの?』

 そう言われればぐうの音も出ないし……

(まあ、それもそうか……あんまり深く考え無い方が……いいよね。女性に不自由してないって言ってたしね)

 そんな流れで家に上がって手製のご飯をご馳走になったりして。
 それでも緊張していたら、河村君がタブレットを持ってきて、何故か妹さんと話す流れになってしまった。