そう言った瞬間、魔王ががみるみる般若の形相になって
「あ!?テメー働きすぎでつい最近倒れたの忘れたのか!?!?あぁ!?!?」
地獄のように怖い…!!
「あ、あの時代はちょっとシフトいれすぎてたってゆうか…
つっ次からはちゃんと、倒れない程度に働きます。だから…!!」
でも私も必死に食い下がる。
だってバイトしないとずっとお金ない=ココを出ていけないワケだし!!
魔王はしばらく黙りこみ、私を殺人鬼のような恐ろしい瞳で睨み続けていたけど
「…バイトすれば、お前も飯ちゃんと食えるようになるわけ?」
そう言ってきた。
「はっはい!!そーすればご飯もちゃんと食べまくります!いや、その、ほどほどに食べます!」
「……なら勝手にしろよ」
「!! ありが……「ただし」
ギロ、と魔王の鋭い瞳が私をとらえる。
「早朝のバイトはやめろ。あと、あんま夜遅いのも禁止な。仮にも女なんだから危ねーことはすんな」



