「重いんだよテメェ」



「ひいっ!」




どす黒いオーラと共に突然魔王が部屋に入ってきた。




手にはなぜかネギの入ったビニール袋を持っている。




「この俺様の手を煩わせやがって…」



「ひいぃっ!ごっごめんなさい!」





まさか意識不明のうちに魔王の根城に侵入してしまっていたとは…



死!!






「すっすぐに出ていきます…!」



「えー?ダメだよ〜」





ベッドから降りようとしたら美少女に止められた。




「うち専属の医者に診てもらったんだけど過労だって〜。つまり働きすぎ〜」





過労…?