「金?」 「優月ちゃんが産まない決心をしてるなら手術すんだろ?その金ぐらい出せよ。」 手術か。 優月の身体を傷つけてしまうのには申し訳なさを感じた。 「わかったよ。」 責任の形になるなら金ぐらい払うけど。 目の前の女はそれでも納得しないんだろうな。 「優月は今、どこにいますか?」 「同じ場所にいますよ。」 同じ場所ってことはあのアパートにまだ住んでんのか。 「明日にでも会いに行けよ。」 「明日?!」 さすがに急じゃ?! 「お友達の方がまともな神経してそうですね。」