花火をした後それぞれ部屋に戻った
ナツコと私は2人で一つの部屋に泊まった

すぐ隣の部屋にカズマとシュウが泊まっている

「ねえユウガ、どう?久しぶりにシュウにあった感想は」

やけにニヤニヤしながら聞いてきた

「どうって…懐かしいなーくらいのことしか思わないよ」

呆れたような顔でベッドに倒れ込んだナツコは続けて話した

「シュウってずっとユウガのこと好きだった事はかなり有名じゃない?なんていうかオープンだったし」

「どうかな」

「いやいや!流石のあんたでも察してたでしょ、てか告白とかされたことあるんじゃないの」

正直シュウが私のことを好きだった事は当時の私も知っていた

「告白なんかされた事ないよ」

「ふーん」

つまんないと言わんばかりの顔で私を睨むナツコ