愛を掴むまで

お父さんが「奈月!」と声をかけてきた。
「お、お父さん…」と呟くと。お父さんは「奈月…今まですまなかった。奈月が帰ってこなくなって父さん酒やめたんだ。それくらいで許されるなんて思ってはいないが…」と父は悲しそうに呟く。
私は思わずお父さんに抱きつき「お父さん…お父さん…」と子供のように泣く。
「本当にすまなかった。奈月が帰ってこなくなって心配した。」とお父さんも抱き締め返してくれる。
そして、落ち着つくとお父さんは優美と湊に気づく。「2人にはきっと心配かけたね。すまなかった」と謝ると優美は「もう、絶対奈月のこと、傷つけないでくださいね」と伝え湊は「おじさんも1人で抱え込まずもっと周りに頼りなよ!俺や優の親も心配してたよ」と一言言うとお父さんは「あぁ!ありがとう!」と言い私達は一緒に帰りその日は沢山お父さんと話した。お母さんの仏壇の前で沢山泣いた。