愛を掴むまで

「中学3年の春休みお父さんが投げた灰皿が私の肩に刺さってそれから、バスケはもう出来ないって病院で言われて…
私何もかも無くしちゃったって絶望して…
でもお父さんがそうなったのはきっとお母さんがいない悲しさやストレスからでだから高校に入ったらバイトして早く自立しようと思ってカフェでバイトしてたんだけどある時美亜とたまたま会って…」と言うと「美亜ちゃんって、あの？」と聞かれ私は頷き続ける「それで美亜も働いてる夜のバイト紹介してくれてガールズバーって凄い最初偏見だったけどオーナーも優しくて初めてオーナーがお父さんのこと聞いてくれて…それで辛かったねって…私を理解してくれて」話してる時優美はうんうんと優しく頷いてくれた。「夏休みに入った時告白されて…
付き合って最初はすごく優しくて愛されてるなって思ったの。だけど、ある時から酔っ払うと暴力振るわれて
もう、私は愛されないんだって思うと辛くてしんどくて、死にたくなって」そこまで言うと優美は私を強く抱きしめてくれた。