桜が降っている。
そして私は"さくら"探している。
あ、あれだ。
「あ、いたいた!おはよー」
「おはようー」
彼は山本咲良。私、前田麗乃の幼馴染だ。
今日から私たちは高校生。
「眠い…」 あくびをしながら咲良が言う。
咲良いつも朝弱いもんな…そんなことを考えながら2人で階段を歩く。
「つーか何組か見た?」
「え?見てないの(笑)私たちC組だよ。」
「麗乃と俺同じクラス?よっしゃ!宿題は任せた。」
「いやいや。咲良の方が頭いいんだから自分でやりなよ。」
くだらないことを話しながら1年C組に入る。
入ると、半分以上の生徒がいて、席はほとんど埋まっていた。
席は名簿順らしい。
前に貼ってある席を確認すると、私は紙に書いてあった、1番左の1番後ろの席に座った。"山本"という苗字だから名簿順だと1番最後らしい。
咲良は席を確認したかと思うと私の隣の席に座る。
「俺ここの席。」
偶然隣の席らしい。
すると、チャイムがなり、若い女の先生が入ってきた。
「はい、では体育館へ入場するので2列に並んでください。」
入学式かぁ。自分が入学するとはいえ、めんどいな。
「入学式めんどくね?サボる?」
急に咲良が耳元で囁いた。
「っっ/////そ、そうだね。そ、そうしようか。」
「?」
あまりに急なことで動揺が隠せなかった。
そう、私は咲良が好きなのだ。
幼馴染の恋っていうやつ。でも、そうゆうのってだいたい友達以上恋人未満っていうので終わる気がする。
告白したら友達どころか喋ってくれなくなりそうでできない。
咲良の気持ちはどうなのかよく分からない。咲良って鈍感だし。
「おい、どした?屋上行こ。」
「!うん。」
私たちは先生の目をすり抜けて屋上へ向かった。ちなみに屋上は立ち入り禁止である。
「え、そこ立ち入り禁止だよ?」
「え?まあいっか。俺たちだけの秘密」
そう言って口元に人差し指を当てる。
そのセリフにその人差し指は反則だよ/////
「う、うん。」
2人で並んで寝転んで空を見上げる。
入学式にピッタリないわゆる"雲ひとつ無い空"って感じ。
横を見ると咲良が気持ちよさそうに寝ていた。
私の気持ち気づいてるのかな。
そして私は"さくら"探している。
あ、あれだ。
「あ、いたいた!おはよー」
「おはようー」
彼は山本咲良。私、前田麗乃の幼馴染だ。
今日から私たちは高校生。
「眠い…」 あくびをしながら咲良が言う。
咲良いつも朝弱いもんな…そんなことを考えながら2人で階段を歩く。
「つーか何組か見た?」
「え?見てないの(笑)私たちC組だよ。」
「麗乃と俺同じクラス?よっしゃ!宿題は任せた。」
「いやいや。咲良の方が頭いいんだから自分でやりなよ。」
くだらないことを話しながら1年C組に入る。
入ると、半分以上の生徒がいて、席はほとんど埋まっていた。
席は名簿順らしい。
前に貼ってある席を確認すると、私は紙に書いてあった、1番左の1番後ろの席に座った。"山本"という苗字だから名簿順だと1番最後らしい。
咲良は席を確認したかと思うと私の隣の席に座る。
「俺ここの席。」
偶然隣の席らしい。
すると、チャイムがなり、若い女の先生が入ってきた。
「はい、では体育館へ入場するので2列に並んでください。」
入学式かぁ。自分が入学するとはいえ、めんどいな。
「入学式めんどくね?サボる?」
急に咲良が耳元で囁いた。
「っっ/////そ、そうだね。そ、そうしようか。」
「?」
あまりに急なことで動揺が隠せなかった。
そう、私は咲良が好きなのだ。
幼馴染の恋っていうやつ。でも、そうゆうのってだいたい友達以上恋人未満っていうので終わる気がする。
告白したら友達どころか喋ってくれなくなりそうでできない。
咲良の気持ちはどうなのかよく分からない。咲良って鈍感だし。
「おい、どした?屋上行こ。」
「!うん。」
私たちは先生の目をすり抜けて屋上へ向かった。ちなみに屋上は立ち入り禁止である。
「え、そこ立ち入り禁止だよ?」
「え?まあいっか。俺たちだけの秘密」
そう言って口元に人差し指を当てる。
そのセリフにその人差し指は反則だよ/////
「う、うん。」
2人で並んで寝転んで空を見上げる。
入学式にピッタリないわゆる"雲ひとつ無い空"って感じ。
横を見ると咲良が気持ちよさそうに寝ていた。
私の気持ち気づいてるのかな。
